■今年のアジア選手権大会は、マレーシアのMELAKAと言う街で行われました。
去年は2位で終えて、とても悔しく自分の弱さを見せつけられた結果となってしまい、来年こそは!と言う思いで11月8日の為に過ごしてきました。しかし、ここまで心技体を整えるのは大変でした。3月から毎週のようにレースに出て移動・移動の生活。9月に世界選手権があり、その後に2週間の完全休養を取り何とか誤魔化しながらって感じで身体を作り上げていきました。レース日から逆算をして行き、コーチから送られてくるメニューとニラメッコをする毎日。苦しいのは当たり前と言い聞かせて取り組み、その中にも成長を感じながら走ることが大事と思えた事。やり残しては、会場入り出来ないって言う想いが僕を動かせてくれました。ここ最近の課題でもある、人として愛される人間を目指す。
ここの部分を考えすぎて、普段では疲労しない部分が疲れて、上手く寝れない日々を過ごしました。悔しいけど、今は耐える時期なんだなぁと言い聞かせて良い方向で走らせてもらえました。
マレーシアへ行くのは初めてでした。情報が少なかったのでネットで調べて見ると、今は雨季で暑い。毎日のようにスコールが降ると書いてあって、泥は覚悟の上で入国致しました。初日、会場へ行って試走をして見ると、案の定、コース状況はドロドロとなっており上手く走る事も出来ない状況でした。しかし、海外のレース経験を生かすことが出来て、試走は試走と割り切って走ることが出来ていたのがGOODでした。しっかりとレースを意識しながら走り色々なラインを見て納得して走り終えることが出来ていました。
2日目、コース状況は一段とドロドロになっており、走っても無駄と思い道路練習にチェンジ。街中へ走っていくと、後で気づいたのですが世界遺産の所に行っていました。街並みを見ることが出来てリラックスしてホテルへ。
3日目、意外や意外の雨が降らない!コース状況が変わって来て走れるようになって来たのです、レースの前日でもあったので、追い込みながらレースペースで走ってみたりして、気分良く終えて、あとはレースを走るだけの状況となりました。
レース日、やる事はやって来たので、不安は無く、レース時間を待っていました。
事前に女子がレースを走っており、コース状況は完全ドライだと聞かされたのでタイヤをドライ用にしてレースをする事にしました。気温は35度は超えていたと思われ、いつもよりも遅く会場入りをして、ギリギリまでホテルで涼んでいました。
レースは6周と言われていたのが、7周に変更されましたが、想定内だったのでOKでスタートラインに立ちました。一番目に呼ばれて真ん中でスタートを待ちました。
周りを見渡すと、監督や親や友達が僕を見て行けよ!と言っている様に見えた。
スタート音がなり、レースが始まる。
反応も良く先頭を走る、シングルトラックに入る前に数名が前に行こうとするが絶対に前に行かせないと決めていたのでペースを上げ、様子を見て進む。上手く先頭でレースは進み1周を終える頃には4名の先頭集団が出来ていた。日本が僕と辻浦さん、香港、カザフスタン。皆がうまくローテンションをして行きレースは進む。2周目の後半で僕がアタックをした。しかし、それは吸収されレースは進むが、香港先頭で僕が2番手の時に後ろを振り返ると辻浦さんとカザフスタンの姿がなかった。予想外の事だったので後ろを何回か振り返るが来ない。すると香港が飛ばしだしペースが上がる。3周目へ
ここから4,5周目とペースは安定して進むが暑さで手が痺れ出したのが分かった。脱水気味だと思い水分を取れるだけ取って誤魔化した。6周目になると香港ライダーがアタックを何度も仕掛けてくるが、僕は絶対に離れないと自分に言い聞かせていたので何度も何度も食らいついていったのだ。ライト周回に入ると牽制が凄くペースはゆっくりだった。レースで勝つアタックポイントを決めていたので、そこの場所でアタックを決めようと決めて行ったのだが、その少し手前で香港ライダーが転倒したのでアタックをした。しかし、やはりポイントがあまり良くなかったので追いつかれてしまい事前のアタックポイントは逃してしまった、が、一息付く間も与えずに後ろから思いっきりアタックをした僕!決まったのだ!10mくらい差が出来てシングルトラックへ進んだ。ここに来ての10Mは大きく、後ろを気にせずに我武者羅になって追い込み最後のアスファルト区間へ入った。そこで最後の追い込みをして、後ろを振り返ると香港ライダーは下を向きあきらめていた。
やったのだ。思い描いていた感じでは少しなかったのだがレース経験が僕の身体を動かしてくれたのだ。優勝!!
監督が笑顔で迎えてくれた。最高の瞬間だった。
暑さでフラフラになっていたが、皆が良い走りだったと言ってくれたので良かった。
レースでは、やはり勝たなくては行けないのだ。勝って感じる事が一杯あるのだ。
この勝利まで時間がかかってしまったが、ようやくアジア1になる事が出来たのだ。
優勝出来たのも、日本チームの一員として走らせてもらえたお陰です。
そして、猛暑の中サポート応援、日本からたくさんのメッセージ、応援をしてくれていた皆さんのお陰です。
あと、目指すは世界一!!
大きな一人の人間になりたいよ?。
これからも山本 幸平を応援宜しくお願い致します。








